2011年9月16日金曜日

摂氏35度の京都にて

初秋の京を期待していたのに、フタを開けたら晩夏はおろか、猛暑だった今週の京都。
水曜日の最高気温は35.2度。「全国で3番目の暑さでした。」
ああ、東京にいたほうが涼しかったかも・・・

でも、京都は行くたびに新発見や、「見てよかった!」と思うものに出会える土地です。
今回見た中で良かったもの:

1. 下鴨神社の本殿 特別公開(2011年9月30日まで)

あ、今までは本殿見てなかったのね、と気付かされた特別公開。
ガラス越しですが、ともに国宝の東殿、西殿の二つの本殿を見られる貴重な機会です。
美しい桧皮葺の建物に、狛犬の鮮やかな青がちょっと意外で、印象的。


2. 京都文化博物館 「帰ってきた江戸絵画」展(2011年10月16日まで)

世界には、よく個人でこんなにすごいもの集めましたねと感心するアートコレクターが存在しますが、ニューオーリーンズのギッター氏も間違いなくその一人。今回の展示は若冲から始まり琳派、池大雅、与謝蕪村などなど、禅画、水墨画から浮世絵まで江戸時代を代表する絵画100点以上。
1ドル360円の時代だったとしても、すごい。

この展示は昨年から国内を巡回してきましたが、今回の会場の京都文化博物館は7月9日にリニューアルオープンしたばかり。コンテンポラリー美術館のような建物、150インチの大画面絵巻など、現代的な趣向で京の歴史を紹介するスポットで、これも一見の価値あり。


他にもいろいろ、炎天下でも満足度は高かった京都。
でも次はもう少し涼しくなってから行こう。