2013年12月3日火曜日

ドバイのナショナル・デイ

第42回ナショナル・デイの看板
先週末のドバイはお祝いムード真っ只中だった。


バージュ・カリファ
ひとつは12月2日のアラブ首長国連邦(UAE)のナショナル・デイ(建国記念日)。1971年のイギリスからの独立を記念するこの日はUAEではとても大切な祝日。ドバイでも街中至る所に赤・緑・白・黒の4色の国旗と、42回目のナショナル・デイのロゴが掲げられていた。ビルごと国旗の色のラッピングをしたり、一般の人でも自分の車にペイントをしたり、皆が競ってこの日のための飾りつけをしているような印象。また今年は月曜日に当たったため、金曜日から4連休を取る人も多く、週末のショッピングモールやアトラクションはすごい人出だった。

それに加え直前の水曜日に、2020年のエキスポ開催地がドバイに決定し、お祝いのムードを更に加速した。決定の瞬間には花火が上がり、人々の高揚感と未来への期待が最高潮に達したらしい。2020年東京オリンピックの誘致が決定したときの日本の盛り上がりを思い出す。

景気や投資も回復しつつあり、エキスポも決まり、ドバイの開発はどんどん進む。街のそこらじゅうで新しいビルの建設が進み、新ホテルのオープンも続く。「世界一高いビル」の他にも、世界一、中東一を競ったものがどんどん出てくるに違いない。

ドバイ、これからますます面白くなりそう。