銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催中のエマニュエル・ソーニエ展。
「ATM tempo I/II/III」と題し、20世紀のジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクへのオマージュを込めた展示。
「ATM」は「à Thelonius Monk」のことで、展示された作品の一つのタイトルでもある。即興演奏で知られたモンクにインスピレーションを受けたこの作品は、今にも踊り出しそうな黒い木材と、アルファベットATMをかたどったガラス管で構成されている。(下の写真ではMしか見えないが。)
下の写真は「Keys」という作品。黒い本を敷き詰めた上に、水を満たした9本の太いガラス管が並ぶ。 ガラスはソーニエが大切にしている素材で、水を満たしたそれは人間の体を暗喩していると解説にあった。下に敷かれた本は「Condition d'Existence(存在の条件)」というソーニエについて書かれた2012年の出版物。
「Keys」というのは、ピアノの鍵盤を意味しているのだろうか。
無秩序さと秩序が同居しているような空間だった。
この展示は2017年10月31日まで。
「ATM tempo I/II/III」と題し、20世紀のジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクへのオマージュを込めた展示。
「ATM」は「à Thelonius Monk」のことで、展示された作品の一つのタイトルでもある。即興演奏で知られたモンクにインスピレーションを受けたこの作品は、今にも踊り出しそうな黒い木材と、アルファベットATMをかたどったガラス管で構成されている。(下の写真ではMしか見えないが。)
下の写真は「Keys」という作品。黒い本を敷き詰めた上に、水を満たした9本の太いガラス管が並ぶ。 ガラスはソーニエが大切にしている素材で、水を満たしたそれは人間の体を暗喩していると解説にあった。下に敷かれた本は「Condition d'Existence(存在の条件)」というソーニエについて書かれた2012年の出版物。
「Keys」というのは、ピアノの鍵盤を意味しているのだろうか。
無秩序さと秩序が同居しているような空間だった。
この展示は2017年10月31日まで。