2017年12月10日日曜日

クリスマス in チューリヒ

クリスマスシーズンのヨーロッパの街は、どこも美しく、そして楽しい。

チューリヒでも、街のあちこちに大きなクリスマスツリーが立ち、大通りはカラフルなライティングに溢れている。

オペラハウスの隣の広場では、市内最大のクリスマス・マーケットが開催されている。クラフトやジュエリー、地元産のグルメアイテム、スナックなど、様々な露店がぎっしりと並び、昼間から大勢の人で賑わう。雪もちらつく寒さの中、人気アイテムはグリューワイン。皆、スパイス入りの温かいワインで暖を取りながら散策してる。


チューリヒの街角では、メインのマーケット以外にも小規模なクリスマス・マーケットをあちこちで見かける。そしてどこも賑わっていて、寒い夜に暖かな雰囲気を醸し出す。



夕方、通りを歩いていたら、クリスマスソングを歌う合唱隊の声が聞こえてきたので、行ってみると、「シンギング・クリスマス・ツリー」の周りに大きな人だかりができていた。最初、遠目には分かりにくかったが、ツリーの中の赤い飾りに見えるのは、合唱隊の人たち。赤い服を着てツリー型のステージに立つ、まさに歌うツリーなのだ。歌がとても上手な合唱隊の体当たりなパフォーマンスが素晴らしい。

東京でも美しいクリスマスイルミネーションが見られる場所はたくさんあり、かなり洗練されている。でも、街中がひとつになってクリスマスを待ち望んでいるようなワクワク感は、本家にはやはり敵わない、と思った。

メリー・クリスマス!