2015年7月25日土曜日

そのビーチ、シュノーケリングに向いてる?

仕事柄、世界各地のビーチリゾートの方からホテルのプレゼンを受ける機会がよくある。部屋からの素晴らしい眺め、有名シェフのレストラン、数々の賞を受賞したスパ、バトラーサービスなどなど、様々なセールスポイントをご説明頂くが、私が個人的にどうしても聞かずにはいられない質問はひとつ。

「ビーチはシュノーケリングに向いてます?」

大半のセールス担当者が、自信を持って、「もちろん!シュノーケリングにはうってつけです。」と即答する。

そしてそれはほとんどの場合、正直な回答なのだと思う。

でも、私はそれを最近鵜呑みにしないようになってきた。シュノーケリングにはうってつけだと言われた海が期待値に全く届かないことも多々あるからだ。

確かに、柔らかな砂浜、安全なエントリー、遠浅の海、穏やかな波、など、シュノーケリング向きと思われる要素は揃っているかもしれない。でも私が期待する「シュノーケリング向き」の定義は、ちょっと違うのだ。

・水面から3メートル、5メートル下までくっきり見えるクリアな水(別に足が着かなくてもいい)。
・多少うねりがあっても舞い上がらない粗目の砂(パウダーサンドはNG)。
・少し泳げばたどり着ける豊かななサンゴ礁(砂しかないところに魚はいないし、遠浅すぎるのも困る)。
・色とりどりの魚たちが自由に泳ぐ世界(餌付けなんかされてない魚たち)。

結局、毎年ハワイ島でのシュノーケリングを超えるものにはなかなか出会えない。


今年も期待通りだったKohala Coastの海。これからもこうであってくれますように。