そんな北欧デザインが集まったデザイン・ミュージアムへ。
中に入ると、椅子、椅子、椅子。
有名なパントンチェア。いかにも北欧らしい色。
更に、椅子、椅子、椅子。
椅子ミュージアムと言っても言い過ぎではないくらいの、椅子の比重の高さ。
北欧デザインは必要から生まれたものだと聞いた。北欧の冬は長く、太陽の光も少なく、家の中で過ごす時間が長い。自宅で快適に過ごせることがとても大切だから、家具のデザインにも人一倍こだわる。だから長時間座っていたくなる椅子を追究するのも、理解できる。
日本のデザインもまた、北欧のデザインに影響を与え、また影響を受けてきた。このミュージアムは日本のデザインのコレクションは比較的厚く、常設で展示している。海外に行ってこういうものを目にし、その良さを再発見することが時々ある。
椅子を見に行くのも、北欧の中の和のエッセンスを探しに行くのも、面白い。