ルイ・ヴィトン製品は数えるほどしか持っていないくせに、ブランドの「Visionary Journeys」展は大好きで、機会があるごとに行っている。去年はバンコクと大阪へ。そして今回はソウル。
会場は新世界百貨店にある「LV the Place Seoul」。事前に予約して行った。日本人も多い。5階で受付を待つ間、スタッフが日本語で一人一人に「エコバッグをひとり『2冊』まで買うことができます。どうしますか?」と聞く。エコバッグを2冊? 単位が気になったがそこはスルーして、どんなエコバッグかわからないので見て決めればいいやと1つだけ予約。でもほとんどの人が2つ予約している。エコバッグって結構色々なところでもらうので、気に入ったものだけ残して処分しても(それ自体すでにエコではない)、家には20以上あると思う。とても2つも買う気にはなれない。
さて、展示は他都市と同様に、まずはルイ・ヴィトンのオリジン、旅に関する歴史から。19世紀の創立時からの旅行カバンの数々が並び、壁や天井には昔の広告が展示されている。旅行用にあつらえた大きなケースをいくつも持っていくことが贅沢だった100年前、旅は今よりずっと効率が悪く大変だったに違いないが、ちょっと憧れる。
見ていると、後から入ったローカルの人たちがどんどん追い抜いて、展示もろくに見ずに出口に向かっていく。え、これ見に来たんじゃないの? と不思議に思う。
「パーソナライゼーション」のコーナーでは、すでに20世紀初頭に、顧客が自分の荷物を識別できるようラインやマーク、イニシャルを入れるカスタムサービスを行っていたことが紹介されている。お洒落!
「アイコン」は各時代を象徴する製品のアーカイブ。ガラスのカプセルに入って並ぶ。
ソウルには他の都市の展示にはなかったコーナーもいくつかあり、「ミュージック」もそのひとつ。なんとギターまで作っていた(ギブソンとのコラボ)。
「コラボレーション」は草間彌生や村上隆など、アーティストとのコラボの紹介。この鏡の間は他の会場でも見たけど、やはり目を奪われる。
展示が終わるとショップに出る。ここでエコバッグを見せてもらうと、グリーンのエコバッグ付きの展覧会のカタログだった。だから「冊」だったわけね、と納得。そして値段を聞くと日本円で4,000円ちょっと。これで皆が「2冊」買っていたわけも、鑑賞もそこそこにショップに向かう人たちがいたことも合点がいった。4000円で「ソウルのルイ・ヴィトン限定商品」が手に入るならかなりお得。
バッグもかわいいし、私はカタログが欲しかったので「エコバッグ付きのカタログ」を購入することにした。でも人によっては価値はエコバッグのほうにある。
ショップに話を戻すと、ここには世界で4店舗しかないLVのチョコレートショップがあり、LVらしい遊び心あるチョコレートが並ぶ。お値段はちょっとびっくりするものから、すごくびっくりするものまで。
あとでメルカリを検索したら案の定、エコバッグは約2倍の相場で売られていた。なるほどねー。
グリーンのエコバッグは夏服のほうが合わせやすそうなので、私は来年まで取っておいて使おうと思っている。エコバッグが欲しい方、連絡くださってもお譲りしませんので!



