その筆頭はポンピドゥー・センター・マラガ。マラガのアート都市化を推進してきたフランシスコ・ド・ラ・トーレ市長が外国から誘致した美術館のひとつ(もう一つはロシア国立美術館)。2015年3月に、5年間の期間限定でオープンした。パリにあるポンピドゥー・センターが「ポップアップ」をフランス以外でオープンしたのはこれが初めて。
周りはカフェや店が並び、人々が遊歩道を行き交うベイサイド。フォトジェニックな外観だが、このガラスの建物に近づいて行っても入口はそこに無いので、ご注意を(探しました)。
展示内容はピカソ、シャガール、レジェ、ジャコメッティなど見慣れたモダンアーティストからコンテンポラリーまで、パリの所蔵品のエッセンスを集めた見応えあるラインアップ。
コンテンポラリーアートならもう一軒、CAC Malaga(マラガ現代アートセンター)へ。
市がマラガのコンテンポラリーアート発展のために運営するこの施設は、入場無料。アニッシュ・カプーアなどのインターナショナル・アーティストの他、地元のアーティストの作品が多く展示されている。
周りも何だかアーティスティック。行ってみるだけで楽しい。