2017年3月9日木曜日

ホノルル・ビエンナーレ2017 開幕!

いよいよ「ホノルル・ビエンナーレ2017」が3月8日に開幕。


ハワイとコンテンポラリー・アートという、これまでありそうでなかった組み合わせ。今年が初の開催となるビエンナーレには、ハワイ、北米、アジアパシフィックから33組のアーティストが参加。エディトリアル・キュレーターは森美術館館長の南條史生さん。作品はここを含めホノルル市内の数か所の会場で展示されている。

一般公開の前日は、関係者のみのVIPプレビュー。ビエンナーレのメイン会場はWard Villageの「The Hub」と呼ばれる建物で、以前はスポーツ用品店が入っていた大きなスペースを、ビエンナーレに合わせてリノベートした展示スペース。ということで、このイベントがこけら落としとなるので、プレビューはハワイ式の清めの儀式から始まった。チャントが高らかに詠まれた後に、ドアが開き、建物の中に入った参加者の頭上に清めの水滴がまかれる。


The Hubの広く新しい空間は、まさにこのビエンナーレの作品を待っていた感じ。インスタレーションからビデオアートまで、様々なルーツを持つアーティストたちの様々な作品が、それぞれ適切な場所に美しく展示されている(展示作業は前日の深夜まで及んだとのこと。)





プレビューの後のVIPパーティは、別会場のIBMビルディングで行われた(もうIBMは入っていないのにこう呼ばれている)。ホノルル市長の壇上の挨拶からは、市を挙げてこのイベントを歓迎していることが感じられた。


3Fに展示された草間彌生ルームでは、水玉の光の空間をさまよえる。

見どころ満載なビエンナーレのレポートは、更に続きます。