この日は「国際博物館の日」。ヨーロッパでは4,000もの美術館・博物館が夜間に無料開放されるミュージアム・ナイト(La Nuit des Musées)が行われる。パリでも多くの美術館がこのイベントに参加し、トークやコンサートなど特別プログラムを用意して人々を迎えるところもあった。
グラン・パレで開催中の「Dynamo」展にも、夕方から降り始めた雨にも関わらず長蛇の列ができていた。光や動き、空間やビジョンをテーマにした、20世紀初めのアレクサンンダー・コールダーから、ジェームズ・タレルやアニッシュ・カプーアなどコンテンポラリーまで、様々なアーティストの作品を集めた企画展。美しいもの、体験型のもの、ただまぶしいもの、と色々だが、幅広い世代が楽しめる。(7月22日まで。)
多くの人が集まるのは無料だからということだけでなく、夜のミュージアムには、なんだかちょっとわくわくさせる要素があるのだと思う。
多くの人が集まるのは無料だからということだけでなく、夜のミュージアムには、なんだかちょっとわくわくさせる要素があるのだと思う。