ひとつはコンセルヴァトワールと呼ばれる文化施設。建築家の隈研吾氏の設計で、建設現場からはその外観は伺い知れないが、囲いに掲示された写真と説明によると、「折り紙アート」をモチーフにしたファサードが特徴的らしい。有名な現代建築物がほとんどないエクスにおいて、これは新たな観光資源として注目されるに違いない。
もうひとつは、そのすぐ隣にオープン予定のホテル・ルネッサンス。これまでインターナショナルチェーンの5つ星ホテルがなかったエクスに満を持して登場。建設中のホテルの中に設けられたモデルゲストルームを見せて頂いた。フランス人の女性デザイナーによる内装は、プロヴァンスの文化をモチーフにしながらとてもモダンでスタイリッシュ。館内施設は室内プールやスパを充実させ、エクスの他のホテルと一線を画すほか、プロヴァンスらしさを表現した庭園もできるとのこと。
また楽しみが増えそうなエクス・アン・プロヴァンス。