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2023年4月16日日曜日

進化するお花見

ソメイヨシノはすっかり散ってしまった4月のある日、ちょっと変わった夜桜見物をしに新宿御苑へ。

それはNakedが手掛ける話題のイベント。一度閉園した後の御苑が19時に再オープンすると、普段とは全く違ったファンタジックな世界が待っている。


美しくライトアップされた木々。色とりどりの提灯を持った人々が行きかう様も景色の一部。

ライトアップの色は刻々と変化する。会場内には散りゆく花びらを再現したプロジェクションマッピングや、自分の名前を乗せたタンポポの綿毛を飛ばすインタラクティブな遊びもあり、散策も楽しい。芝生の上に座ってピクニックをする人も多数。でも酔っ払いがいない平和なお花見。


今は八重桜が満開。一番奥の離れたところに、ひときわ大きな福禄寿の木がひっそりと、でも神々しいほどに輝いて立っていた。

究極の夜桜。

正直なところ八重桜の種類には詳しくなく、「福禄寿」という名もその時初めて知った。その縁起が良さそうな名前と光輝く姿に、なぜか昔読んだ「モチモチの木」を思い出す(ちなみにモチモチの木はトチの木という設定。)

もともと夜のお花見はあまり好きではなかった。桜の時期の夜はまだ寒いし、花より酒盛りな人たちが多いし、だいたい桜の花は青空を背景にしたほうが美しいに決まっていると思っていた。でもここで見る夜桜は、テクノロジーの魔法で魅力を最大限に発揮している。こんな場所ならちょっとくらいの寒さは忘れられる。

21世紀はお花見も美しく進化する。 



2020年10月26日月曜日

イアン・シュレーガーの美空間 東京エディション虎ノ門

最近、東京のラグジュアリーホテルのオープンが続いている。 今月も日本初上陸となるEditionブランドのホテル、「東京エディション虎ノ門」が本オープンした。

建物の設計は隈研吾(これも最近、一つのスタンダードになりつつある)。パブリックスペースも客室も、木を使ったシンプルで、少し和の要素を感じさせるデザインが特徴。

その器の中に、ブランド創設者のイアン・シュレーガーのこだわりがぎっしり詰まっている。あの伝説のニューヨークのナイトクラブ「54」や、80年代にデザイン・ブティックホテルの先駆者となったロイヤルトンなどの数々のホテルを手掛けた人物。

このホテルで最も特徴的で、最初に目に入るのは、そのロビーラウンジスペース。ビルの31階に位置するこのフロアに、ジャングルのように緑が密集している。緑が目隠しの役割も果たし、プライバシーとソーシャルディスタンスを保ってくれる。



ロビーバーのグリーンのボトルのディスプレイも美しいが、ここに限らず、ホテル内に置いてあるものやその置き方すべてにシュレーガー氏のチェックが入っている。それも、かなり細かく。棚に飾られたオブジェ類は言うに及ばず、例えばラウンジのソファや客室のベッドに無造作に置かれたラグ。それを見て「あ、たたみ忘れちゃったのね」などと思ってはいけない。決して無造作にあるのではなく、造作ありありなのだ。そのヒダのひとつに至るまでラグの置かれ方は決まっていて、スタッフはそれに従って毎日「無造作っぽさ」を再現する。シュレーガー氏が作る妥協なき空間に、彼の強い美意識と、ブランドを守り育てる者としての姿勢を見た気がした。(同時に、そういう人が上司だったら部下はものすごく大変かもしれない、とも思う。)

来年2月にはスペシャルティ・レストラン「Jade Room」と、バー「Gold Room」もオープンする。準備中の店内を見せていただいた。Jade Roomは屋外のウッドテラスから東京タワーを間近に臨む。Gold Roomは黒をベースとした内装にゴールドが差し色で効いた、とてもお洒落で素敵な場所。マンハッタンのバーを思わせる、まさにシュレーガー氏の美意識を結集した空間には、ここに座ってお酒を飲みたい!と思わせる魔力があった。


2020年10月5日月曜日

武蔵野の石の要塞と、銀のどんぐりの森

その建物の写真を見て、実際に見てみたくなり出かけた所沢。

初めて降りた東所沢駅から、普通の郊外の街並みを歩いて約10分。公園の向こうに、巨大な石の塊が出現する。

どこから見ても非対称な変わった形で、窓がない(ように見える)建物は要塞を思わせる。一見、どこが正面かもわからない。

これは今年8月にプレオープンした「角川武蔵野ミュージアム」。設計は隈研吾氏。美術館、博物館、図書館を併せた新たな文化複合施設として11月にフルオープン予定。マンガ・ラノベ図書館やアニメミュージアムが入るほか、現代アートの企画展なども行い、サブカルチャーファンをターゲットとする。

プレオープン期間中は「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 石と木の超建築」展を開催(10月15日まで)。1年前の2019年に竣工した国立競技場が隈氏の木の建築の集大成であったのに対し、このミュージアムは石の建築の集大成だとわかる。

複雑な建物は61面の三角形で構成されているそうで、外側を覆う花崗岩のタイルの表面は「割肌(われはだ)」という、職人が割り出したままの荒々しさを敢えて残している。遠くから見ると冷たい印象だが、近くで見る肌目には温かさも感じられる。



さて、隣の公園には、チームラボの「どんぐりの森の呼応する生命」という常設展示がある。ここは本当は夜行くのが正解なのだが、行ったのが昼間なので仕方ない。明るい森を見ていくことにした。森の中に銀色のダルマみたいなオブジェが不規則に並んでいて、手で押すと、起き上がりこぼしのように揺れて「ほわん」とした不思議な音を出す。音は周囲に拡がり、その反響の中を散歩する、という趣向。夜になるとこのダルマは様々な色に光る。そしてたくさんの訪問者が出す音が森の中で反響しあい、光と音に包まれて美しい夜の森を散歩できるのだろう。すいている平日昼間に、ひとりで起き上がりこぼしを押しては音を聞いても、正直、あまり盛り上がらないので、夜間の訪問を強くお勧めする。

ちなみに、オブジェには手で触れるため、入り口でビニールの手袋を渡される。これも新しい鑑賞作法。

一帯の「ところざわサクラタウン」は、角川が「クールジャパンの拠点」として開発を進める。アニメ聖地巡りの札所となっている神社や、アニメホテル、イベントホールなどもある。今後、人の流れが変わるかもしれない。


2020年9月25日金曜日

Kimpton Shinjuku Tokyoで、東京を意識する

10月2日(金)に西新宿にオープン予定のラグジュアリー・ライフスタイルホテル「Kimpton Shinjuku Tokyo」を視察させていただいた。


アメリカ発のキンプトンブランドは日本初上陸。私もマンハッタンで宿泊したことがあるが、毎夕のソーシャル・アワーも含め、お洒落で感じのいいブティックホテルとして印象に残っている。現在はインターコンチネンタル・ホテル・グループ傘下だが、そのブランドとアイデンティティーは維持。



全体的にニューヨークのテイストを前面に出しながら、日本ならではのモチーフがあちこちに織り込まれている。例えば、客室のベッドサイドにあるU字型のライトはかんざしがモデル。


エレベーターの内部を飾る山のイラストは、聞けば山梨の山脈を描いたものらしい。ホテルの前を通るのが甲州街道だから。深い。聞かなきゃわからない。




また、ホテルの顔ともいえる玄関を入ったところにある大きな絵。


画面を埋め尽くすたくさんの文字は、このホテルに関わっているスタッフ全員の名前だそう。

このホテルに限らず、一つ一つのアートやデザインの裏側にあるこだわりやストーリーは、スタッフに聞いてみて初めて分かることもあるので、ちょっと気になったら尋ねてみると面白い話が聞けるかもしれない。

本当だったら、この夏はたくさんの外国人観光客がやってきていたはずの東京。それに合わせていた新規ホテルのオープンも多い。当然、外国人に向けた日本らしさのアピールも意識されているが、ちょっと前までの、日本人から見ると白けてしまう押し出しは減り、洗練された和のアレンジを目にすることが増えた。

今だから、あえて身近な都市で旅人の気分を体験するのが面白い。新たな発見がきっとある。

2020年9月17日木曜日

東京で雲海を見る

ホテル椿山荘東京で10月1日から始まる「東京雲海」のお披露目に伺った。

最初に聞いたときは、「都心で雲海?」と、どんな風に見えるのか想像がつかなかった。ちょっとわくわくしながら伺った日没後。ライトアップされた庭園に、三重塔が浮かび上がる。東京にありながらこの庭園のスケール、改めて圧倒される。何でも景勝地としての歴史は南北朝時代(14世紀!)に遡り、明治時代に山縣有朋が購入して庭園を造ったのだそう。造園は彼の郷里である山口県萩の地形をイメージしたのではと言われている。三重塔は、その後大正時代に追加され、東京大空襲でも奇跡的に消失を免れた。

見ていると、斜面から白い霧が噴き出してきて、眼下に雲海が広がった。

照明で少し色づいた雲海がちょっと幻想的。伝統的な庭園の美に無理やり現代的なものをぶつけるのではなく、うまく調和している。

最先端のノズルテクノロジーによって(どう最先端なのか見当もつかないが)、効率的にミストを発生させているとのこと。ミストは庭園の斜面を滑るように降りていき、低いところで広がり、自然に消えていく。

雲海をバックにした和太鼓グループ「彩」の演奏も絵になった。

この雲海は朝と昼間も定期的に発生させるとのこと。雲海を眺めながら朝食もとれる。本物の雲海を見に行くのは遠くても、東京で気軽に体験できる雲海は、新名所になるかも?




2013年1月27日日曜日

2013年 注目の旅行先

2013年もすでに12分の1が終わろうとしている。今年の旅計画、早く立てなくては。

今月中旬、New York Timesが毎年恒例の「行くべき旅行先」を発表した。2013年のデスティネーションは46か所。その中でもちょっと気になるところをピックアップしてみる。
(以下、順位はNew York Timesによるもの)

1位: リオデジャネイロ(ブラジル)
2014年のワールドカップ、2016年のオリンピックに向け、様々な再開発が進行中。特に新しいアート関連施設の完成が目白押しで、今年3月には、ラテンアメリカ美術のコレクションを持つDaros Latinamerica Collection(スイス)の"Casa Daros"や、Rio Museum of Artがオープン予定。
ちなみに南米初のアップルストアも近々できるとか(今までなかったの!?)。

3位: ニカラグア
カリブ海と太平洋に挟まれた中米の国。隣国のコスタリカ同様、自然に囲まれたハイエンドなエコロッジが並ぶネイチャー&ビーチリゾート。スパも充実。

5位: ブータン
幸せの国。昨年、COMOグループがUma Paroに続きブータンで2軒目のUma Phunakaをオープン。アクセスもバンコクに加えシンガポールからの直行便が就航し、さらに便利に。

6位: アムステルダム(オランダ)
2大美術館の約10年に及ぶ(長い!)の改修が相次いで終了。昨年9月のアムステルダム市立美術館に続き、今年4月13日、アムステルダム国立美術館がいよいよ再オープン。後者では最も有名なレンブラントの「夜警」だけが建物中央の元の展示位置に戻り、それ以外は中世から現代までの美術史の流れがわかりやすい、新たな展示内容になるそう。

11位: シンガポール
数年前にシンガポールに行ったことがあり、買い物以外はあまり感動できなかった印象を持っている人(はい、私もそうでした)、是非、もう一度行ってみることをお勧めします。特にここ1,2年で完成したマリーナ・ベイエリアの建築群と夜のライトアップは、人工美として感動的。また、未来的な人工樹木と自然の木々が共存するGardens by the Bayの植物園も、都会のオアシスの進化系を思わせるシュールな場所。

14位: フヴァル島(クロアチア)
クロアチア南部ダルマチア地方のアドリア海に浮かぶ島。人気のリゾート地だがビーチなどの自然は荒らされておらず、オリーブ畑、ワインブドウ園、ラヴェンダー畑など、クロアチアらしい田園風景も広がる。

16位: ハワイ島
New York Timesは、"Lava Lava Beach Club"という去年7月にできたビーチクラブが観光客を呼びこんでいるとコメントしているが、信じられない。ハワイ島に不似合いな名前のこのビーチクラブがなくても、ハワイ島はもともと十分な魅力とパワーを持っているのだから。

22位: オスロ(ノルウェー)
アストラップ・フィアンリー近代美術館が、レンツォ・ピアノのデザインの新しい建物で昨年9月に再オープン(コレクションは近代よりもコンテンポラリーアートがメイン)。
オスロだけでなくノルウェー(およびスウェーデンとアイスランド)に注目したいもう一つの理由はオーロラ。NASAの予測によると今年の3月末までが、今後50年間のオーロラのピークだとか。

28位: ポルト(ポルトガル)
言わずと知れたポルトワインの産地。ドウロ川沿いの郊外にあるThe Yeatman Hotelは、創業300年のポルトワインメーカーの経営。ポルトガル中のワイン生産者と提携し、毎週ワインディナーを開催。スパではCaudalieのプロダクトを使ったヴィノテラピーを。

41位: ゲタリア(スペイン)
バスク地方、サンセバスチャンから車で西に約25分のところにある漁港の町。サンセバスチャンほど国際的な注目はまだ集めていないが、ゲタリア出身のデザイナー、クリストバル・バレンシアガのミュージアムが2011年にオープンして以来、ヨーロッパの他都市からの訪問者が増えている。

番外編
20位: 寧夏(中国)
寧夏(ねいか、またはニンシア)は北京の西約900kmに位置する。砂漠化が進んだため、自治体が灌漑設備を作りカベルネソーヴィニヨンやメルローを植え、「中国のボルドー」化を目指した。今ではフランスのペルノ・リカールやLVMHグループが地元ワインメーカーに投資している。
しかしまだワインツーリズムが発達しているわけではないので、今後の動向に注目。

2010年12月14日火曜日

写真も運転も上達する?旅

写真が上手にになりたい!と思っている方、ぴったりな旅があります。

プロのフォトグラファーが同行し、美しい風景撮影のコツをアドバイスしてもらいながら、雲南省のカントリーロードをドライブしていきます。ポートレイト撮影の指導もあり、カメラ慣れしていない少数民族の子供たちのピュアな笑顔をキャッチする機会も。

知的好奇心と冒険心、どちらも満足できそうです。

2011年、新年最初の旅にいかがでしょう。

(写真をクリックして拡大してご覧ください。)

2010年11月5日金曜日

ラグジュアリーな冒険旅行

バックパッカー旅行は卒業したけどアドベンチャーは好き、という大人の皆様、お勧めの旅があります。
中国大陸を走るラグジュアリー・ドライブツアーです。

中国で運転すること自体、「え?」と思うでしょうけれど、専門の会社が安全性に細心の注意を払い、ルート選定、ツアーの先導を行うほか、中国での臨時免許証の取得の手続きもサポートします。もちろん車は最新の日本車SUV。アメニティも完備です。

雲南省からラオスを抜けタイまで、観光地化されていないルートを走ります。
一日数時間のドライブは多少ハードな日もありますが、各地で厳選した最高級のホテルでの宿泊と美食で、次の日への活力を取り戻せるでしょう。

これぞ、大人のための旅です。

お問い合わせお待ちしてます。(写真をクリックして拡大してご覧ください。)

2010年7月30日金曜日

アラビアン・ナイト

何もない砂漠の真ん中に、突如豪華なテントが用意され、夜空の星を独り占め(二人占め)しながら過ごす一夜。

勿論、バスルーム付きです。

これはプロポーズにもかなり効きます。

2010年7月2日金曜日

ちょっと遠くまで読書しに行くなら

タイでの騒動がひと段落した後も、なんとなくタイ行きをためらっている人は多いかもしれません。でもタイのビーチでは、これまでとはちょっと違うコンセプトのラグジュアリーリゾートが次々に誕生しており、見逃せない感じがしています。

そのうちの一つが、サムイ島チャウエンビーチの「The Library」。オープンは約4年前ですが、その雰囲気は今でも他のホテルと一線を画しています。他のホテルでよく見られる尖った屋根のタイ風建築ではなく、The Libraryの建物は白を基調とした直線的でシンプルなデザイン。

ここのオーナー兼創業者はサムイ島ローカル。外資系のホテルチェーンが席巻していたサムイ島において、地元のヤングジェネレーションを代表して、これまでとは違うリゾートを作ろうと思い立ったそう。

「幸せは複雑なものじゃない」という理念のもと、ゲストが本を読みながらゆっくり滞在を楽しめるリゾートを理想形としています。

26室の客室は広さが67㎡からで、天井高も3m以上。全室にiMacのPCが備わり、インターネット無料。持参した本を読み終わってしまっても、3000冊の蔵書を誇るライブラリーもあるので、心配無用です。

もう一つユニークなのは、赤いインフィニティプール。プールは青、と相場が決まってますが、それを裏切ってくれる斬新さ。    

ミニマムな外見と、快適なアメニティ、そしてパーソナライズドサービス。
一日読書に没頭するのも、贅沢な旅の時間です。

2010年5月30日日曜日

MAXXI in Rome

5月30日、ローマに国立21世紀美術館(Museo Nazionale delle Arti del XXI Secolo)がオープンします。略称MAXXI 。

MAXXIは、イタリア初の国立の現代美術館。建築とアートの二つの軸で、20世紀から現在までの作品や資料の展示のほか、今後の現代アートの発展のための企画を行っていくようです。

建物の設計は女性建築家ザハ・ハディド。低層のコンクリートの建物で、内部は黒い階段が各フロアをつなぎ、色彩的にはそっけないくらいの印象ですが、直線と緩やかな曲線が重なり合うデザインは、現代美術館らしい造りです。

MAXXIは市の中心部からは少し離れていますが、ローマでは歴史的な景観を損ねるという理由で、遺跡が集まる地区の現代的な建築物は嫌われることが多いので、賢明なロケーション選択だったようです。

過去の歴史に目が行きがちだったローマの旅も、ちょっと視点が変えられますね。楽しみ。

2010年4月24日土曜日

アルマーニ・ホテルがドバイにオープン

地上800メートル、160階建て。世界一高い建物として有名なドバイのブルジュ・カリファに、初のアルマーニ・ホテルがオープンします。4月21日にオープンする予定でしたが、アイスランドの火山噴火の影響で27日に延期になりました。

シックなトーンでまとめられた客室は、スイートを含む全160室。通常の客室は5~8階、スイートは38、39階に位置します。ホテル内では初めてのArmani Spaの他、プール、8つのレストランなどを併設。

Armani Hotels & Resortsは、アルマーニグループとドバイの不動産開発会社の共同プロジェクトで、ドバイの後は、ミラノ、マラケシュ、エジプトにもホテルやレジデンスをオープンする予定だそうです。

ファッションブランドがホテルを展開する例は他にも、フェラガモのLungarno Hotels(イタリア)、ブルガリのBvlgari Hotels & Resorts (ミラノ、バリ)、ヴェルサーチのParazzo Versace(ゴールドコースト、ドバイ)などがあり、ここ10年ほどの間に増えてきています。

身に付けたことがないブランドの服を買うより、ホテルに泊まってみるほうが意外と抵抗がなく、また、それによってそのブランドのスタイルをより深く理解できることもあるかもしれません。ホテルビジネスの成否はブランドにとって、単なる周辺ビジネス以上の意味を持つように思います。

2010年4月8日木曜日

2015年、ホテルが空を飛ぶ?

ついに空にも「豪華客船」の時代がやって来そうです。
英国のSeymourpowell社がデザインした「AIRCRUISE」は、時間とスペースを贅沢に使う、新たなラグジュアリートラベルのコンセプトを提示しています。

水素と太陽エネルギーを使った環境に優しい飛行船が、空の上のホテルです。
韓国のサムソングループが興味を示しており、2015年の実用化も夢ではありません。

最近、海でも世界最大の豪華客船が話題になりました。
定員5400名。ショッピングモールあり、巨大な吹き抜けの公園あり、
ロッククライミングあり、サーフィンができるプールあり、円形劇場あり、シンクロナイズドスイミングのショーあり…
とまあ、話だけ聞くと、船というより、巨大テーマパークがたまたま浮いてるって感じで、
これがわざわざ海の上にある必要があるのか?という問いが一瞬頭をよぎりますが、
クルーズ旅行は移動だけが目的ではなく、旅の行程を楽しむもの。
5000人規模の乗客がいれば、多種多様なエンターテイメントも求められるのです。

一方AIRCRUISEも、旅の行程を楽しむ点では同じですが、さすがにそんな重量のものは空を飛べません。
構造上、空間は広く、重量は軽く、ということが求められるので、結果として、乗客の数は限られ、一人当たりのスペースも広くなります。
初期デザインは4つのデュプレックス、1つのスイート、5つのアパートメントから成る客室と、バーやラウンジなどのパブリックスペースから構成されているそうです。

最大のエンターテイメントは何といっても、空から見る地球上の様々な風景でしょう。
リアルなGoogle Earth?
飛行機のスピードでは実現できない、時間をゆったり使う空のクルーズだからこそできる贅沢。

5年後、新たな旅のスタイルの誕生に期待!

2010年2月15日月曜日

Resorts World Sentosa

シンガポールに初のカジノがオープンしましたね。

シンガポールはいつ行っても新しいものができている気がします。
一昨年セントーサ島に行ったときは、そのカジノがあるリゾートの建設が始まっており、
去年シンガポールフライヤー(観覧車)に乗った時は、眼下に別の一大リゾートが建設中でした。

今回カジノがオープンしたのは、Resorts World Sentosaという複合リゾート。
総工費66億シンガポールドル(約4200億円)の一大プロジェクトです。
カジノの他、ホテル6つ(!)に、ユニバーサルスタジオ、スパ、などなど盛りだくさん。
今年だけで1300万人の集客を見込んでいるそうです。(東京ディズニーリゾートの半分くらいですね。)

これまで、やや見どころに欠ける感が否めなかったセントーサ島ですが、
昨年、別の高級リゾートホテルがオープンしたり、急に盛り上がってる感じ。

行かなきゃ。