ロドリゲス氏は女性をモチーフにした抽象画が専門。
女性を描くのは、エロティシズムの表現ではなく、豊饒のシンボルだからと同氏。ユニヴァーサルな魅力を持つ彼の作品は広く海外でも取り引きされている。
色を使った作品も多いが、白と黒で仕上げるほうが好きだと言う。日本や中国の水墨画に大きな影響を受けたためだそう。
非常に曲線的で、無秩序にも見える絵を描くロドリゲス氏だが、仕事場はとてもきちんと整理整頓されていた。同行してくれたアートガイドのAdolfoも、「こんなにオーガナイズされたアーティスト、見たことない。」と言っていた。
素敵なお家で、奥様と2匹の小型犬と一緒に迎えてくれたロドリゲス氏。リビングに掛かった絵が部屋に溶け込み、心地いい空間を作っていたのが印象に残った。