2015年11月11日水曜日

北京 798芸術区



先日北京に滞在した際、798芸術区に行ってみた。

4年ぶりの訪問で感じたのは、人出が更に増え活気があったこと。古い工場の建物を使ったギャラリーやカフェが軒を連ねる並木道はおしゃれな雰囲気があり、人気のお出かけスポットになっている。


このアート地区は、アートファン以外もあらゆる層が楽しめる。ブティックで買い物をしたり、カフェでお茶を飲んだり、通りに置かれた奇妙な彫刻の前で記念写真を撮る人も多い。むしろアートギャラリーの中には人がほとんどいなくて、周辺が賑わっている感じ。

もちろん、じっくり鑑賞しようと思えば、ランダムに廻るだけでも有名なアーティストの作品に出会えたりする。たまたま通りかかったギャラリーではアイ・ウェイウェイの個展をやっていた。




どのギャラリーも元工場という建物の構造上、天井が高く解放感があり、ゆっくり鑑賞できる。Asia Art Centerの「中国色(Colors of China)」という企画展では、水墨画から発展した中国芸術において、現代中国アートとしての色彩を表現するというテーマで、国際的に活躍する中国のアーティストたちの作品を展示していた。


こんな風にアートを身近に楽しめるスポットがあるのは、街にも人にもいいことだと思う。