ハバナの現代アーティスト、6人目はFrank Martinez(フランク・マルティネス)氏。
マルティネス氏は、無関係な写真を組み合わせて新しい歴史を作る。キューバとは関係のない、世界で良く知られた写真を使う。
上の写真手前左の作品は、よく取り上げられる「人類は本当に月に行ったのか」問題のパロディ。月面にデッキチェアを描いている。
彼の手法は、まずパソコンで2枚の写真を重ね合わせて合体させ、それをキャンバスに投影し、上からなぞる。最近はもっぱらチャコールを使って描くそう。
その緻密なリアルさが余計に笑いを誘う、マルティネス・ワールド。歴史は本当はこうだったかも?