エステヴェス氏はフォトリアリズムのキューバの風景画を描く。今回出会ったアーティストの中では唯一、キューバの都市や文化ではなく、自然をテーマに扱う人。
元々の仕事がフォトグラファーで、山の写真を撮っていた。小さい時から絵を描くのが好きだったので、いつしか写真を元に絵を描くようになったそうだ。絵のベースにする写真は必ず自分で撮り、風景を求めて山の中にロケハンに行く。
彼の作品は写真と見紛うリアルさだが、写真をそのまま絵にするのではなく、少しの創作を加えるのだそうだ。それが緑豊かなキューバの自然の風景を更にファンタジックなものにしているのかもしれない。
彼の描くキューバの風景は、リアルで、ちょっとシュールで、見る者の目を釘付けにする。
彼の描くキューバの風景は、リアルで、ちょっとシュールで、見る者の目を釘付けにする。